【2022年11月18日(金)2面】 防衛省は11月14日、同日午前から午後にかけて、中国軍の偵察型無人機「BZK-005」1機と情報収集機「Y9」1機、哨戒機「Y9」1機の計3機が、東シナ海方面から飛来し、沖縄本島と宮古島との間の上空を通過して太平洋に至ったのを確認したと発表した。

 3機はその後、沖縄本島の東の太平洋上を飛行した後、反転し、再び同じコースを飛行して東シナ海に戻ったという。

 防衛省・自衛隊は、空自の南西航空方面隊などの戦闘機を緊急発進させて対応するなど、警戒と監視を続けた。

 沖縄周辺では、自衛隊と米軍による大規模な共同演習が行われており、防衛省は情報収集目的の可能性もあるとみて分析している。

 「NHK NEWS WEB」によると、防衛省が日本周辺で、中国の無人機や無人機と推定される機体の飛行を公表するのは今年6回目。