多くの来場者でにぎわう航空祭会場
【2022年11月17日(木)1面】 石川地本(本部長・山下1空佐)は10月15日、日本航空学園能登空港キャンパス(輪島市)で開催された「航空祭2022」で募集広報を実施した。
同学園は、毎年十数人の自衛隊入隊者らを輩出する、石川地本にとって募集重点校。また、航空祭は3年ぶりで、建学90年と能登空港キャンパス開校20年目の節目にあたり、多くの来場者が予想されることから、いつにも増して力を入れて募集広報活動に取り組んだ。
会場では、陸自航空学校(明野駐)から飛来したUH60JA、OH1のヘリコプター2機の航空機地上展示、空自6航空団(小松基地)からはF15パイロットである同学園卒業生による航空学生制度説明会、陸自車両(偵察用オートバイ、高機動車)の装備品展示、募集広報ブースによる広報活動など、幅広く自衛隊のアピールを実施した。
特に、航空学校のヘリコプターには、多くの学園生徒が興味津々で、学習している操縦・整備などについて隊員に質問するなど募集広報効果が十分得られた。
5000人来場 建学90年・開校20年目の節目、PRの絶好機
当日は、天候に恵まれ、森元首相、石川県知事、輪島市市議会議員、小松基地司令ら部隊長の来賓、来場者約5000人に対して自衛隊に対する理解を深めることができるとともに、募集対象者である航空高校600人、航空大学校600人の学生、生徒らに対しては、募集種目や制度を説明する絶好の機会となった。
石川地本は「今後も同学園に対しては、各幕の協力、支援を得つつ、積極的な募集活動により、自衛隊に興味を持ってもらい、一人でも多くの入隊者の獲得を目指し、募集成果の向上を図っていきたい」としている。