【2022年10月31日(月)1面】

生徒や保護者の不安を丁寧に解消|熊本地本

 熊本地本(本部長・橋本1陸佐)は10月1日、県内の陸自高等工科学校を目指す中学生と保護者に対し、高工校説明会を実施した。

 はじめに行われた概要説明では、高工校で実際に教鞭(べん)をとる教官を説明者として招へい。学生生活や施設の紹介、年間行事や家族が参加できる行事などの説明を行い、参加していた対象者に対しては関心を向上させ、保護者に対しては不安を解消させるものとなった。

 また、説明の中で教官ならではの受験に向けた勉強法や試験対策を対象者に伝授。対象者は、しっかりとメモを取っている様子だった。

 続けて行われた高工校出身で天草駐在員事務所長の清水1陸尉による、自身のキャリアなどを例示したキャリアアップの説明が行われた。

 清水1尉は、元陸上自衛官の父親の背中を見て育った幼少期から現在に至るまでの約35年間の自衛隊生活を振り返る形で、高工校卒業生のキャリアプランの説明を行い、過去の写真や手書きイラストなどを織り交ぜた資料を紹介。所長の軽快なトークもあり、時折笑い声が聞こえる和やかな説明会となった。

 第2部として行われた質疑応答では、教官や募集課長に対し、「髪は坊主にしなくちゃダメですか」「ケガをしてしまった場合の保険や医療施設はありますか」など、中学生や保護者ならではの質問があり、不安を解消し、安心感の醸成に応える相談会となった。

 熊本地本は「厳しい募集環境でも丁寧な募集施策に努め、募集対象者の目線に立った効果的な募集広報活動に努めていく」としている。

※橋本本部長の「橋」は、正しくは旧字となります。

高工校の生徒について説明を行った

真剣に聞き入る参加者


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自衛隊 熊本地方協力本部
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苦労話「直接聞けて良かった」|山形地本

 山形地本米沢地域事務所(所長・島津1陸尉)は10月8日、米沢地方合同庁舎で高畠町出身の陸自高等工科学校生徒リクルータ、中川琉偉(るい)生徒とともに高工校の説明会を実施し、対象者4人を含む10人が参加した。

 説明会は、将来の陸自の中核で活躍する人材を確保するため、高工校受験希望者、保護者、中学校教諭に対し、高工校の概要や魅力を説明するのが目的。

 説明会では、学校の概要、試験日程、卒業後のキャリアプラン、ワークライフバランスの説明のほかに、生徒リクルータによるパンフレットには記載されていない学校の良い点、苦労したことなどをはじめ、各種教育や生活環境について説明を行った。

 参加者からは「どうして入学を志望したのですか」「専門教育や防衛基礎学について詳しく聞きたいです」「受験に向けての勉強方法を教えてください」などの質問があり、中川生徒が丁寧に回答した。

 また、保護者・教諭からは「志望動機がしっかりしていて、ご両親への思いやりに感動した」「いいことはよく聞くが、大変なこと、苦労したことが生徒さんから直接聞けて本当に良かった」「教諭として生徒が希望する進路について勉強になった。また、将来目指す道のひとつとして、防衛大学校や防衛医科大学校について担任する生徒たちに教えたい」との意見があった。

 最終的に、3人が高工校のオープンスクールの参加と受験を希望してくれた。

 米沢所は「今後も自衛隊の各種活動を正しく伝えることで、募集対象者や保護者らに信頼してもらえる募集業務を行っていきたい」としている。

高工校生徒が説明に参加した

生徒からの生の声が場を和ませた


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