3年ぶり開催にぎわう会場でPR

 【2022年10月7日(金)1面】 沖縄地本(本部長・坂田陸将補)は9月10日、浦添市に所在するキャンプキンザーで行われた「キャンプキンザーフェスティバル2022」に広報ブースを設け、一般・募集広報を行った。イベントは、米軍基地を地域住民に一般開放し、音楽のライブ演奏や米軍軍用機・車両の展示など、アメリカンテーストなお祭りを楽しむことができる。3年ぶりに開催され、県内外から多くの人が足を運んだ。

 台風12号の接近に伴い、イベント開催自体が危ぶまれたが、台風の進路が沖縄本島からそれ、無事に開催することができた。当日の天気は曇り。時折台風の影響もあり、適度に風が吹き、9月にしては過ごしやすい気温となった。

 沖縄地本は、募集課広報室の5人と那覇分駐所の3人で参加。会場のイベントスペースに募集広報ブースを設置し、自衛隊の活動の紹介や自衛官の制服試着体験を行った。

 横には、米軍車両や陸自15旅団の軽装甲機動車、偵察警戒車などが展示されており、ブースには多くの観光客や地元の来場者が集まり、自衛官の制服を試着し、装備品の前で記念撮影をしていた。

 来場者からは、「車内に入ってハンドルを握ることや席に座ることができた。一般の軽車両と比べると、自衛隊の軽装甲機動車はこれで軽なのかという規模でした」「普段、ニュースでしか見たことがないものを実際に見ると迫力が違います」と楽しんでいた様子だった。

 以前、自衛隊説明会に参加した学生も訪れ、「説明会の時は、恥ずかしくてあまり話を聞けなかったが、広報官の方が声をかけてくれたので、イベントだと気軽に話が聞けます」と自衛官採用試験について広報官の説明に真剣に耳を傾けていた。

 沖縄地本は「地域活性化のイベントに積極的に携わりつつ、今後も『地域と自衛隊を繋(つな)ぐ架け橋』として地域の皆様とともに歩んでいく」としている。

地本が出展した募集広報ブース

制服での写真撮影は若者にも人気

お気に入りの服を着て笑顔の子供

車両とともに記念に1枚

さまざまな世代が自衛隊に興味を抱くきっかけとなった


◆関連リンク
自衛隊 沖縄地方協力本部
https://www.mod.go.jp/pco/okinawa/okinawa1/