企業からの説明を受ける隊員(向こう側)
勤務姿も上映 即戦力の魅力伝えrる
【2022年9月29日(木)1面】 福岡地本(本部長・平松1陸佐)は8月28日に北九州国際会議場で、同30日に福岡国際会議場で万全のコロナ対策を講じ、一般財団法人援護協会福岡支部との共催により、令和4年度「福岡県任期制隊員合同企業説明会」を開催した。
北九州(企業数71社、隊員64人参加)、福岡(企業数157社、隊員193人参加)の各会場は、企業と隊員の活気に満ちていた。
面談は、隊員一人あたり1社30分で計6回行い、求人情報から参加隊員が事前に選定した第1から第3希望の企業へ必ず訪問できるよう、3社(回)の面談時間を統制。残る3回はフリー面談とした。
参加隊員は一度に面談できる人数が限られている中、希望する企業の訪問計画を事前に立てて面談に臨んでおり、隊員の真剣さとやる気が感じられた。
今年度については、部隊などの協力を得て参加隊員の自衛隊における普段の勤務風景などをPR動画として会場各所で上映したところ、企業担当者も足を止めて見るなど、隊員の有用性と即戦力としての魅力をアピールできるものとなった。
各ブースでは、制限時間を超えてもなお、熱いまなざしで積極的に質問する隊員と、熱心に説明を続ける企業がおり、有意義な説明会となった。
福岡地本は「今後も隊員に寄り添った就職援護ができるよう、地本一丸となってマッチングの促進を図っていく」としている。