地域と交流・家族との思い出づくり...

 【2022年9月13日(火)2面】 連日、過酷な訓練が続くからこそ、解放される瞬間は貴重なもの。この夏、各地の部隊はまつりや盆踊り、収穫体験などさまざまなイベントに参加し、地域との交流や家族らとの思い出づくりにも汗を流した。普段の表情とは一味違った隊員たちの姿を紹介する。

【踊り】躍動する花笠|神町駐

 <山形>神町駐20普連(連隊長・荒木1陸佐)は8月5日から7日の間、花笠パレードコースで実施された「第60回山形花笠まつり」に参加した。

 山形花笠まつりは、山形市十日町交差点のスタート地点から「文翔館」(旧県庁)までの約800メートル(第57回よりも300メートル縮小)を踊り歩く祭りで、3年ぶりに花笠パレードコースでの開催となった。毎年8月5日から7日の3日間に開催され、多くの観客が訪れる山形を代表するイベントで、自衛隊の統制の取れた迫力ある踊りを楽しみにしている人も多くいる。

 連隊からは、躍動感あふれる笠回しが持ち味の選抜された花笠隊、新隊員による若さあふれる正調踊り(一部アレンジ)、ダイナミックな動きが魅力の花槍はなやりで編成された踊り手89人が山形の真夏の夜を彩った。

 隊員たちは、掛け声が制限される中で、意気軒高とした勢いのある動きと自衛隊らしく統制された踊り、活気が伝わるような溌剌はつらつとした表情で一生懸命に取り組んだ。沿道からはひときわ大きな拍手が送られ、会場と一体となって花笠まつりを盛り上げた。

3年ぶりに花笠まつりに参加

華麗な花槍を披露

観客と一緒に会場を盛り上げた

新隊員も一生懸命に踊った


◆関連リンク
陸上自衛隊 神町駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/unit_hp/jinmachi_hp/index.html

陸上自衛隊 第20普通科連隊
https://www.mod.go.jp/gsdf/neae/6d/unit_hp/20i_hp/index.html


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