「学生新聞」の取材に対応

 【2022年8月17日(水)1面】 東京地本(本部長・山下陸将補)は6月から7月にかけて、「TOP  CONNECT」社が発刊する大学生向けフリーペーパー「学生新聞」の取材に協力した。「学生新聞」は、実際に興味のあることについて大学生自らが企画・取材・執筆を担当。4月と10月の年2回、10万部を発行し、全国約850校の大学・短大・専門学校のキャリアセンターなどに設置されている。昨今の国際情勢から、自衛隊の活動について理解したいとの学生からの要望により、東京地本が練馬駐と空自入間基地の協力を得て取材に対応した。

司令、幹部にインタビュー

 学生たちは、まず練馬駐で防衛省・自衛隊の任務と多様な業種についての説明を受け、1後方支援連隊の部隊整備工場での勤務状況や需品倉庫を見学するとともに、一般大学出身の幹部自衛官(立津3陸尉=当時=)へのインタビューを実施。志願した理由や初級幹部として勤務している中でのやりがいなどを熱心に聞き取っていた。また、駐屯地司令の伊藤陸将補を表敬し、緊張した面持ちで取材をしていた。

 入間基地では、広報担当者から基地の概要説明を受けた後、基地業務群管理隊警備犬管理班で警備犬の訓練風景を見学。次いで2輸送航空隊402飛行隊でC2輸送機の機体見学と運用態勢について説明を受けるとともに、一般大学出身で飛行要員の幹部自衛官(石川3空佐)と、航空学生で入隊した幹部自衛官(正垣3空尉)へインタビューを実施。空自を志望した理由、勤務態勢とパイロットとして勤務のやりがいなどについて積極的に質問をしていた。

 取材協力の内容は、10月発行の「学生新聞」に特集として掲載され、全国の大学などに配布される予定という。

 東京地本は「今後もあらゆる機会を捉え、防衛省・自衛隊の魅力を広く広報し、自衛隊の活動に関する理解の拡大に努めていく」としている。

C2輸送機の中を見学する参加者たち

貴重な体験を写真に残し、思い出に

学習院大のミスコンに協力

 東京地本城北地区隊(隊長・佐藤2陸佐)と豊島出張所(所長・井上3陸佐)は7月18日、学習院大学の課外活動団体である広告学研究会が企画・運営する「ミス学習院コンテスト2022」のファイナリスト5人を含む学生19人に対し、朝霞駐で陸自広報センター研修などにおける協力を実施した。

 協力は、学習院大学で城北地区隊長が実施した「安全保障講話」で、受講学生のうち自衛隊に興味を持った広告学研究会の代表から、企画しているミスコンで何か協力してもらえないかと東京地本に依頼があり、協力することになった。

 当日は、隊員食堂で体験喫食を行うとともに、広報センター「りっくんランド」内で自衛隊説明会を受講した。また、展示されている装備品などを見学。ファイナリスト5人は陸自の制服に着替え、展示された戦車やヘリコプターの前で、写真撮影に笑顔で応えていた。

 学習院大学ミスコンテストの公式ツイッターに同写真を投稿し、反響を得ており、同ツイッターには、防衛省・自衛隊、東京地本のURLも併せて掲載していることから、多くの人に自衛隊の魅力が発信されることが期待される。

 豊島所は「今回の協力とあわせ、11月1日に実施されるミスコン(学園祭)に連携して募集ブースを出展し、より多くの学生に対して自衛隊をアピールし、理解促進のための努力を惜しまない」としている。

学習院大のミスコンファイナリスト5人

隊員たちと同じ食堂で体験喫食


◆関連リンク
自衛隊 東京地方協力本部
https://www.mod.go.jp/pco/tokyo/

<学生を求めて>
(山形地本)山形大学工学部の学生オンラインで説明会