【2022年8月3日(水)1面】 航空自衛隊のブルーインパルスや航空機の写真展示のほか、空自を題材にした各種グッズの販売などを行うイベント「八王子 航空祭ファンの集い」(ドリーム・キャンバス社=大澤史郎代表取締役=主催、防衛日報社協力)が7月22日から24日の間、東京都八王子市の商業施設「八王子オクトーレ」の2階で開催された。昨年10月に続く第2弾。会場には航空ファンのほか、施設を訪れた買い物客らが立ち寄り、数々の展示内容に見入っていた。

空自ファンにはたまらない数々まグッズが並んだ

防衛日報社からもオリジナルバッジを展開

 イベントは昨年10月、長引くコロナ禍で自衛隊関連の公式イベントが減少している中、「航空祭の雰囲気を楽しんでもらいたい」との思いで企画。「民間発の航空祭」は大盛況となった。

 会場では、ファンから募集した空自所属の航空機の写真の展示のほか、プラモデルのジオラマ展示、ブルーインパルスを応援するSNSコミュニティー「ブルーインパルスファンネット」が提供した写真が所狭しと飾られ、来場者の注目を集めた。

ブルーインパルスファンネットによる写真展示

 また、今回は八王子エリアで活動する募集相談員、宇部嘉幸氏の協力を得て、東京地本八王子地域事務所が広報の場として同イベントに参画。自衛官募集の看板やポスターを掲示し、来場者に募集をアピールした。

 イベントを企画したドリーム社の鈴木勝博氏は「今回、新たに『八王子航空基地プロジェクト』も立ち上げた。架空の基地『八王子航空基地』と、配属される飛行部隊『第802飛行隊(仮)』をわれわれで展開し、オリジナルグッズなども制作する予定。第3回、4回とこの八王子の地でイベントを開催し、今後も地域を盛り上げていきたい」と意気込む。

 開催期間中は、会場で「第802飛行隊(仮)」に配備させたい航空機を投票してもらう企画も行われるなど、ファンが参加し、楽しめる工夫が見られた。

 投票結果は10日ごろ、ドリーム社が管理する情報発信サイト「ミリタリーグッズドットコムフレンズ」で公開される予定という。

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 防衛日報社は、会場で日刊紙「防衛日報」を展示したほか、陸海空のオリジナルピンバッジを販売した。