【2022年8月3日(水)1面】

着ぐるみ、シールで駅前広報に登場

神奈川地本キャラ「はまにゃん」が駆けつけ
高校生の帰宅時間に合わせて

 神奈川地本市ケ尾募集案内所(所長・内山1空尉)は7月4日、同所の最寄り駅である東急電鉄田園都市線「市が尾駅」の西口広場で募集広報活動を行った。6月24日から実施している神奈川地本の募集案内強化期間に合わせ、当日は地本のキャラクター「はまにゃん」が応援に駆け付けた。

 自衛隊の夏服に身を包んだ市ケ尾所の所長と広報官たちは、帰宅途中の高校生たちに積極的に声掛けをし、自衛隊をPRした。

 「はまにゃん」効果もあってか、足を止めてくれる学生たちへ、自衛隊の職種は多岐にわたり、パイロットへの道や海外勤務、国際的な活躍ができること、自身の適性を踏まえて勤務ができること、男女格差がない給与体系、福利厚生も充実していることなど、具体的な例を示しての説明に努めた。

 活動中、「管理職に興味があります。防衛大学校を受験してみたいです」と生徒からの申し出があり、後日、事務所で説明することとなった。また就活中の人には、中途採用を実施していることを案内し、ワークライフバランスや産休・育休の制度が整っていることもアピールした。

 市ケ尾所は「事務所のある地元駅前での広報活動は、自衛隊のPR、自衛官の仕事への理解を深める貴重な時間だった。『はまにゃん』の登場もあり、学生たちが自衛隊に興味を持つきっかけとなってくれた。今後も地域に根付いた広報活動を継続し、志願者獲得を進めていきたい」としている。


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自衛隊 神奈川地方協力本部
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マスクに「はぼあちゃん」シール 募集相談員とともに

 静岡地本浜北募集案内所(所長・星2陸尉)は7月1日、自衛官募集相談員とともに、遠州鉄道浜北駅前(浜松市)で市街地広報を行った。

 当日は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、皆が浜北所マスコットキャラクター「はぼあちゃん」のシールを付けたマスクと白手袋を着け、安全を考慮して1時間程度活動した。

 「自衛官募集」ののぼり旗や募集相談員手作りの立て看板を設置し、「おはようございます」と通勤、通学者が行き交う中、浜北所員と募集相談員3人が自衛官募集の案内が入ったポケットティッシュを配布した。

 この日準備したティッシュは約300個。募集相談員は自らの孫世代の学生たちに気軽に声を掛けながら、募集広報の案内が入ったティッシュを手渡した。

 温かみのある気さくな遠州弁が飛び交い、「この前の自衛隊番組見たら」「自衛隊の制服、かっこいいら」と、民間企業で磨きあげたトーク力を最大限生かした声掛けに、行き交う人も笑みをこぼしながら応えてくれた。

 浜北所は「募集相談員という地域に根差した協力者に人生の先輩として胸を借り、自衛官募集という任務にともに取り組む」としている。

活動を募集相談員が協力

白手袋を着けてティッシュを配布した


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自衛隊 静岡地方協力本部
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自治体キャラクターも応援
県内34駅で全力PR

 福島地本(本部長・岡本1陸佐)は7月1日から11日にかけて高校生への募集業務解禁に伴い、福島県内の主要34駅で通学時間帯に駅前募集広報を実施した。

 広報官のほかにも、各地域の協力会会長をはじめ、各地区家族会会員や募集相談員にも応援してもらい、福島地本のロゴ入りポケットティッシュを配布した。

 駅前募集広報により、多くの生徒に自衛隊を身近に感じ興味を持ってもらうとともに、自衛官を職業の選択肢の一つとして意識してもらえるよう、各所長をはじめ各広報官、自衛隊協力会会員らは、マスク着用下の笑顔に着意して配布した。

 また、通学中の生徒たちからは、「暑い中、頑張ってください」「災害派遣、ありがとう」などの声援を受けるとともに、元気にあいさつを返してくれた。

 福島地本は「今年度の募集目標達成に向け、新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じながら各種イベントを行い、自衛隊に対する認識と理解を得るとともに、多くの志願者獲得に向け、募集広報活動を実施していく」としている。

いわき市のキャラクターが参加した

西若松駅で゛自衛隊をPR


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自衛隊 福島地方協力本部
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