公務員フェスタを開催 7機関が魅力をPR|札幌地本
札幌地本(本部長・佐藤1陸佐)は7月3日、公務員7個機関合同による就職ガイダンス「公務員フェスタ」を主催した。同1日の高校生募集解禁直後の週末ということもあり、イベントには100人以上が参加し、各機関がそれぞれの魅力を伝えた。
今回は新型コロナウイルス感染拡大の影響で駐屯地ではなく、初の合同庁舎での開催となったが、札幌中心部という立地を最大限に活用。参加各機関との共同による訴求力の増大を図った。
参加したのは、法務省矯正局札幌矯正管区、防衛省北海道防衛局、札幌地本、警察庁北海道警察情報通信部、海上保安庁第1管区海上保安本部、北海道警察、札幌市消防局。
イベントでは、各機関によるブース説明や16式機動戦闘車、93式近距離地対空誘導弾、道路障害作業車、偵察用オートバイの装備品展示を実施した。
札幌地本は、リクルータと自衛隊の業務説明や個別相談に対応するとともに、北海道警察と共同で車両装備品の展示を行い、自衛隊、各機関の魅力発信による相乗効果を図った。特に個別相談への対応にあたっては、陸自パイロット、看護官と協同で、来場者一人ひとりにきめ細やかに対応し、受験や入隊の意欲の向上に努めた。
札幌地本は「これからも公務員機関としての自衛隊の魅力を発信し、自衛官を目指す学生たちを全力でサポートしていく」としている。
解禁当日、通学時間に駅前でティッシュ配り|兵庫地本
兵庫地本柏原地域事務所(所長・早川1陸尉)は7月1日と8日、高校の募集解禁に併せて、両日の午前7時から同8時30分の間、丹波篠山奈美山市の篠山口駅と丹波市の柏原駅で市街地広報(ティッシュ配布)を実施した。
早朝の通学に併せて声掛けを実施するとともに、早足で急ぐ学生に両日で約500個のティッシュを配布した。
また、今回は、柏原所としては初めての試みで、丹波地区の各協力会(防衛協会、隊友会、家族会)に支援を依頼し、協同で募集活動を実施した。コロナ渦で、イベントなどでも協同で実施する機会が激減していた中、快く支援してもらうとともに、今後の募集活動にもさらなる協力をお願いした。
学生には、「おはようございます。防衛省・自衛隊です。きょうも一日頑張って勉強に励んでください」などと声掛けをしながら配布していたが、ある学生から「自衛隊の皆さんこそお疲れ様です。これからも日本を守ってください」と返事をもらい、自衛官としてのやりがいを感じる瞬間だった。
兵庫地本は「引き続き、あらゆる方法で積極的に自衛隊の魅力発信に努めていく」としている。