これからもお力お借りします!

 【2022年7月8日(金)1面】 家族会、協力会、隊友会、そして募集相談員…。募集、援護など地本の業務の強力な後押しととなり、大きな期待が寄せられる関係団体。自衛隊を積極的にPRするため、地本とともにスクラムを組んでさまざまなイベントなどで奮闘している頼もしい存在だ。節目の総会の支援活動も含め、各地から届いた〝助っ人〟たちの表情をまとめた。

【家族会】「ウルトラマラソン」に協力 給水所で自衛隊PR|島根地本

 島根地本隠岐の島駐在員事務所(所長・名越3陸佐)は6月19日、3年ぶりに開催された「第15回隠岐の島ウルトラマラソン」に参加し、自衛隊のPRを行った。

 スタッフには毎回、自衛隊家族会隠岐島後支部がボランティアとして参画しており、隠岐の島所からもランナーとしてエントリー。自衛隊の認知度向上に努めてきた。

 今回も、広報員の家族を含めた15人が給水所の運営を行うとともに、所員2人がランナーとして参加。全国から集まった674人のランナーと、沿道で熱心に応援した多くの隠岐の島町民との一体感、感動を共有することができ、有意義な一日となった。

 隠岐の島所は「今後もさまざまなイベントに積極的に参加し、地域住民の自衛隊に対する理解と親近感を醸成していきたい」としている。


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自衛隊 島根地方協力本部
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【家族会】初めて「青空の下」で定期総会|沖縄地本

 沖縄地本宮古島出張所(所長・三上3陸佐)はこのほど、カママ嶺公園で行われた宮古地区自衛隊家族会(池村英三会長)定期総会を支援した。

 総会は、コロナ禍の影響で3年ぶりの開催。当日は天候にも恵まれ、感染拡大防止の観点から屋外での青空総会という初の試みとして行われ、約30人の会員が参集した。

 池村会長は冒頭あいさつで、青空の下、3年ぶりに定期総会が開催できる喜びと、日頃の会運営に対する会員の協力への謝意、今後、会員一同協力し、自衛隊を支援していくことなどを述べた。

 その後、議案の審議は和やかな雰囲気の中整斉と行われ、令和4年度の定期総会を無事終了した。

 総会後は、宮古島駐司令の伊與田1陸佐、宮古島分屯基地司令の髙木2空佐の参加を得てグラウンドゴルフ大会を実施。ホールインワンが3本も出るなど会場の公園では歓声が響き渡り、溌剌(はつらつ)としたプレーでさわやかな汗を流し、盛況のうちに大会を終了した。

青空の下で行われた定期総会


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【隊友会】改めて情報提供を依頼|沖縄地本

 沖縄地本宮古島出張所はこのほど、平良地方合同庁舎で実施された、「公益社団法人隊友会沖縄県宮古島支部」(曽田真治支部長)の令和4年度定例総会を支援した。

 定例総会は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため「間隔をあける、マスクの着用、手洗い消毒液の設置、入り口、窓の開放」の感染防止策を実施して行った。

 総会は、宮古島支部事務局長の上原昭宏氏の開会宣言の後、戦没者に対する黙とう、国歌斉唱、支部長あいさつに続き、昨年度の事業結果、収支決算、監査報告、令和4年度事業計画、予算案について審議を行い、全会一致で議案が承認され、事務局長の閉会宣言で終了した。

 宮古島所は、今年新しく着任した所長によるあいさつ、自己紹介を行った。

 その上で、支部に対し、今年からアフタコロナで、今まで中止になっていた多くのイベントが開催される予定で、一般の人たちと触れ合う機会が増える見込みであることを踏まえ、「各種イベント情報や募集広報に関する情報を会員の皆様に効率的にお届けできる仕組みを構築するため、会員連絡用のメールリストの整備に向けた理解、協力と引き続き一人でも多くの募集対象者情報の提供をお願いしたい」と自衛官募集業務の協力を依頼した。

あいさつする所長


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【協力会】県民の自衛隊認知度向上図る|富山地本

 富山地本(本部長・平田1陸佐)は6月5日、グランドプラザ(富山市)で開催された「自衛隊写真展」(富山県女性防衛協力会主催)を全面的に支援した。

 写真展は、県内に大きな自衛隊施設がなく、自然災害が少ないために自衛隊へのなじみが薄い富山県にあって、少しでも自衛隊に対する理解を深めてもらいたいと、協力会が毎年6月に開催しており、今年で26回目を迎える。

 今回は「~平和への祈り~」をテーマに、富山県出身の女性自衛官の活躍を中心とした写真パネル(約80点)を展示し、来場者の関心を集めた。

 また、10高特大(豊川駐)の装備品(短SAM)展示に加え、コロナ禍で活動が制限されていた、地元の富山第一高校吹奏楽部による演奏・フラッシュボムの演出で、写真展を盛り上げた。

 来場者からは「女性自衛官の活躍ぶりを見ることができ、親近感が湧いた」と好評を得た。

 富山地本は「引き続きイベントなどに協力して各自治体・各協力団体と密接に連携し、富山県民に自衛隊に対する認知度の向上を図りたい」としている。

イベントは多くの来場者で賑わった


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【協力会】総会支援で連携密に|沖縄地本

 沖縄地本宮古島出張所(所長・三上3陸佐)はこのほど、宮古島市内の平良港ターミナルビル大研修室で宮古地区自衛隊協力会(垣花健志会長)の令和4年度定期総会を支援した。

 定期総会は、過去2年間、コロナ禍の影響もあり文書配布のみ実施していたが、今回は3年ぶりに会員参集による開催となった。審議は和やかな雰囲気の中、建設的な質疑応答が行われ、最後に拍手で議案が可決された。

 引き続き行われた着任部隊長紹介では、ともに3月に着任した宮古島駐司令の伊與田 1陸佐が日頃の駐屯地への理解、協力に対する感謝の意を伝え、宮古島出張所長の三上3陸佐が今後、さまざまなイベント情報を発信していくことなど、募集に係るさらなる協力への依頼を述べた。

 最後に、協力会事務局長の池間正樹氏が総会参加へのお礼を述べて散会した。

あいさつする宮古島駐屯地司令の伊與田1陸佐


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【募集相談員】「積極的に協力したい」|山形地本

 山形地本酒田地域事務所(所長・森3海佐)は5月24日、酒田市上田コミュニティ防災センターで令和4年度「酒田市、遊佐町地域募集相談員会議」を開催した。今年度も、新型コロナウイルス感染防止対策を万全にして開催し、9人の募集相談員が参加した。

 冒頭、募集課長の石田2海佐が組織的募集や今年度の中途採用枠の説明と安全保障講話を実施。引き続き酒田所長が酒田飽海(あくみ)地域の募集活動の現状について説明した。

 相談員からは、「厳しい募集状況であることを改めて認識し、積極的に隊員募集に協力したいと思いました」「今年度は地域の説明会などにも参加したいと思います」「新規募集相談員の発掘に貢献したいです」などの意見が寄せられ、有意義な会議となった。

 酒田所は「募集相談員との連携は極めて重要であり、積極的に連携しながら、一人でも多くの入隊者を輩出できるよう、今後も募集広報活動を実施していきたい」としている。

募集課長による説明の様子


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