【2022年6月22日（水）1面】 埼玉地本（本部長・高田1空佐）は5月15日、地本本部（浦和地方合同庁舎）で女性自衛官との交流会を実施した。女性の募集対象者に女性自衛官についての理解を深めてもらうのが目的。一般参加者（保護者含む）14人、陸海空自の各部隊からの支援で参加した女性リクルータ3人、埼玉地本の女性隊員7人が参加した。
まず、女性広報官が、自衛隊の概要と災害派遣活動、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の支援について、自らの経験を交えながら説明。その後、一般参加者とリクルータとの懇談を実施した。
特に、懇談はリクルータが埼玉県出身者で出身校が近いこともあり、終始和やかな雰囲気の中で進められた。一般参加者からは、勤務状況だけでなく私生活についても質問があり、リクルータが笑い話を交えて回答する姿も見られた。
終了後、一般参加者からは、「女性自衛官の職場での一日の過ごし方だけでなく、営内生活や私生活についても深く理解することができた」「体力面に不安があったが、初めはできなくてもコツコツ継続して取り組むことで、できるようになると聞いて安心した」「仕事と子育ての両立ができる職場であることを理解できた」といった感想を聞くことができた。
埼玉地本は「女性自衛官の勤務や女性が働きやすい自衛隊を大いにアピールできた。交流会の成果を生かし、今後もさまざまな交流会を企画し、自衛官の仕事について具体的な発信を継続するとともに、自衛隊に対するさらなる理解獲得に努めていく」としている。