【2022年6月21日(火)2面】 統合幕僚監部は6月2日、自衛隊がインド太平洋地域の平和と安定に向け、関係国などと緊密に連携するとともに、「自由で開かれたインド太平洋」を推進するため、米軍が主催する「パシフィック・パートナーシップ2022」の活動に参加すると発表した。
アジア太平洋地域諸外国との関係強化、信頼醸成のため、関係国との間の相互理解や協力の促進を図るとともに、自衛隊の国際平和協力業務、国際緊急援助活動に係る医療に関する技量の向上を図るのが目的。
期間は6月4日から7月21日。場所はベトナム社会主義共和国、パラオ共和国。現地では、現地住民らに対する衛生教育などの医療活動や、人道支援・災害救援(HA/DR)セミナーなどを通じた参加国軍との交流などのほか、参加国軍楽隊と連携した音楽演奏活動などの文化交流も行う。