「体育会系のイメージ変わった」|静岡地本

 静岡地本静岡募集案内所(所長・河野准陸尉)は4月21、22の両日、大原法律公務員専門学校静岡校(静岡市)で職業説明会を行った。公務員を目指す同校の学生に対して、自衛隊の仕事内容や職業としての魅力、採用試験に関することなどを説明するのが目的で、学生や教諭73人が参加した。

 当日は、昨年陸自に入隊し、現在、東部方面会計隊(東京都練馬区)で勤務する同校卒業生の望月1陸士が会場に駆けつけ、学生の時に行っていた試験対策や入隊後の教育隊での生活から部隊配置までの流れ、現在行っている会計科の業務内容などを紹介した。

 望月1士は、最後に「多くの人が想像しているよりも自衛隊は楽しく、働きやすい職場環境が整っています。不安を感じている人もぜひチャレンジして、合格を勝ちとってください」と後輩にエールを送った。

 参加した学生からは、「自衛隊にこんなに多くの職域があることを知って驚いた」「体育会系の印象が強かったけれど、先輩の話を聞いてイメージが変わった」といった感想を聞くことができた。

 静岡所は「今後もこのような機会を活用して自衛隊の魅力をより深く知ってもらい、学生の進路の指標となれるように努めていく」としている。


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「成長した姿に感激しました」|兵庫地本

 兵庫地本姫路地域事務所(所長・後藤田1陸尉)は5月6日、兵庫県立姫路商業高校で実施された職業説明会に協力した。

 説明会では、自衛隊の任務や活動概要、自衛隊の多様な職種・職域などを丁寧に説明した。参加した生徒たちは、多彩な職種や自衛官という仕事の魅力に興味津々の様子だった。

 今回は、昨年同校を卒業して一般曹候補生として陸自に入隊。現在は3特科隊で勤務している三村陸士長の協力を得て、陸上自衛官としての誇りや、やりがいを伝えるとともに先輩からの経験に基づくアドバイスを提供した。

 参加した生徒からは、「職域の広さに驚きました」「先輩の制服姿かっこいい」、また、当時の担任や部活動の顧問からは、「成長した姿に感激しました」などの声を聞くことができた。

 兵庫地本は「これからも学校などにおける説明会を通じ、生徒らに自衛隊の職種や魅力を広報し、志願者の獲得に努めていく」としている。


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「やるべき事をやれば結果に」|青森地本

 青森地本(本部長・川島1空佐)は4月19日、青森県立野辺地高校で行われた「ようこそ先輩」と題した講話会で、同校卒業生である北京オリンピックバイアスロン競技日本代表の枋木(こぼのき)司3陸曹(自衛隊体育学校所属)による講話を支援した。

 枋木3曹は同校在学中にスキー部に所属。高校総体のクロスカントリー競技で全国大会個人3位、リレー1位の輝かしい成績を残した。卒業後は自衛隊に入隊し、バイアスロンと出会った。

 講話では、後輩たちに「これから、いろいろな失敗であったり挫折であったり、成功したりしなかったりということがあると思いますが、目標に向かってやるべきことを考えながらやっていけば、おのずと結果はついてくると思う」とエールを送った。

 また、途中で練習用レーザーライフルを使用した説明もあり、生徒たちは先輩の話に聴き入っていた。

 その後質疑応答が行われ、生徒たちから「試合の時は何を考えていますか」「気持ちの切り換え方を教えてください」などの質問に対し、枋木3曹は分かりやすく丁寧に説明していた。

 青森地本は「今後も講話会などの行事を積極的に支援し、自衛隊に対する理解を深める広報活動を推進していく」としている。


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 【2022年5月26日(木)1面】