【2022年5月20日(金)1面】

【学生を求めて】「音楽の就職先に自衛隊がある事を始めて知った」|京都地本

 京都地本宇治地域事務所(所長・大石3陸佐)は4月20日、空自中部航空音楽隊の支援を受け、同志社女子大学でキャンパスコンサートを実施した。演奏会には、160人の学生が鑑賞に訪れ、終始盛り上がりをみせ、大きな拍手で幕を閉じた。

 コンサート後に実施した自衛隊の説明会では、参加学生50人に対し、音楽職種についての概要を説明するとともに、現役音楽隊員との懇談を通じて、自衛隊に対する理解と信頼感を醸成した。

 参加した学生からは、「少ない音楽の就職先に自衛隊があることを初めて知った」「4年生になった時にぜひ、挑戦してみたい」との意見が寄せられた。

 宇治所は「コロナ禍で叶わなかった演奏会が開催でき、うれしく思う。さまざまな角度から自衛隊を知ってもらえるように、職務に邁進(まいしん)していく」としている。

軽快な音色を響かせる中部航空音楽隊

音楽隊員が個別に質疑応答


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【学生を求めて】音大生に「音楽隊」のススメ|神奈川地本

 神奈川地本溝の口募集案内所(所長・辻2陸尉)は4月22日、昭和音楽大学(川崎市麻生区)で陸海空自音楽隊による募集説明会を支援した。説明会には、陸自中央音楽隊(朝霞)、海自東京音楽隊(用賀)、空自航空中央音楽隊(立川)の隊員が来校。各隊20分ずつのプレゼンテーションの後、学生と現役自衛官との懇談が行われた。

 毎年恒例の説明会ではあるが、昨年は学内リモートシステムを利用しての開催だったため、参加希望学生からの「今年はぜひとも対面形式での開催を」という強い要望により実現した。

 説明会には、学生25人が参加。現役隊員から語られる熱のこもったスピーチに熱心に聞き入っていた。特に、昭和音楽大学出身の隊員が紹介されると喝采が起こるなど、真剣な雰囲気でありながらも大いに盛り上がった説明会となった。

 溝の口所は「コロナ禍の不安定な状況下であっても、常に冷静な判断で対応し、学生のニーズに応える前向きな募集活動を展開していきたい」としている。


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【学生を求めて】「理解深まり、興味持った」|岩手地本

 岩手地本北上地域事務所(所長・稲葉1陸尉)は4月2日、北上市生涯学習センター「おでんせぐろーぶ」で今年度最初の北上管内公務員合同説明会を開催した。

 説明会は、北上・花巻市役所、北上・花巻消防、岩手県警、海上保安庁、中部水道企業団の共催。新型コロナウイルス感染症対策として、2部構成、各部4グループでローテーション方式で実施した。参加者は県内外から多数の応募があり、大学生、専門学生が大半だった。

 参加者からは、「とても分かりやすい説明で、選択の幅を広げることができて良かった」「志望以外の職種であっても理解を深めることができ、興味を持った」との声が多くあった。

 北上所は「引き続き管内官公庁などと密接な連携を図りつつ、自衛隊志願者の獲得に向け、公務員合同説明会を実施していく」としている。

広報官の説明に聞き入る参加者

女性広報官による説明


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 今月10日付からスタートした「学生を求めて」(随時掲載)は、将来の現場指揮官として期待される一般大学生らを対象とした地本のさまざまな広報活動に注目した企画です。