【2022年5月13日(金)2面】 <新潟>高田駐2普連(連隊長・小段1陸佐)を担任部隊として実施される令和4年度「部隊集合教育『旅団レンジャー』」の訓練開始式が4月25日、同駐で行われ、資格検査に合格した27人の隊員が臨んだ。
連隊長は訓示で、「陸自で最も厳しいレンジャー教育に挑戦しようとする諸君の姿を目の当たりにして、担任官として大変、心強く思う。担任部隊としても万全の教育態勢により諸君の真摯(しんし)な思いに応える所存だ」と述べ、教育に挑戦するレンジャー学生をたたえるとともに、(1)困難に挑戦し、克服せよ(2)バディを信頼し、同期に尽くせ(3)安全管理を徹底せよ-の3点を要望。教育で強固な意志の象徴であるレンジャー旗を手渡し、過酷な訓練の道のりとなる幕が開けられた。
教育は、レンジャー隊員として任務遂行に必要な知識、技能、体力、不撓不屈(ふとうふくつ)の精神力を習得するため、約12週間にわたってさまざまな訓練が行われる。
<同志とともに>
(青野原駐8高射特科群)12キロ行進 声を掛け合い完歩
(勝田駐施設教導隊)全員で協力し、任務達成の精神学べ