南極の氷を体感する参加者
目指す広報は小学生がファンになり...自衛官を志願
千葉地本(本部長・髙橋1海佐)は4月2、3の両日、イオンモール柏で開催された「キッズお仕事体験」に協力し、自衛隊の広報を実施した。イベントは、アミカル社が主催し、柏市教育委員会が後援。県内の小学生を対象とした職業体験に協力し、「南極の氷」の展示や体験、ロープワークの体験、ミニ制服などの試着を実施し、2日間で476組の家族が参加した。
イベントでは、参加者には手指の消毒とマスクの着用をお願いし、勤務員はさらにフェイスシールドを装着。新型コロナウイルス感染症対策に万全を期した。
南極の氷の展示では、普段見慣れないものであるため実際に触ってもらうとともに、南極地域観測協力行動の広報用DVDを上映し、南極観測の仕事について広報した。
また、ロープワークはなじみのないものであったとみられ、縛着に四苦八苦していたが、うまくできた時の笑顔が印象的だった。ミニ制服などの試着では陸海空自の制服を用意し、参加者は好みの制服を試着して笑顔で記念撮影を実施していた。
参加者からは、「南極の氷を初めて見て触ったけど、ザラザラしていた」「ロープワークは難しかったが、堅くしばることができてびっくりした」などの感想が寄せられた。
今回は、イオンモールに訪れる親子連れを自衛隊ファンに取り込むための絶好の機会であり、非常に効果のある広報となった。
千葉地本は「これからも各関係協力団体、地域の理解、協力の下、地域と一体となった募集広報活動を関係部隊と連携しつつ、部員一丸となって推進していく」としている。