【幹部任官】14施設群の全隊員が行事に参加、重責を自覚｜上富良野駐

上富良野駐14施設群（群長・上林1陸佐）

　3月14日、上富良野駐で第102期一般幹部候補生の任官行事を実施した。395施設中隊の田中陽（よう）、古田直人、396施設中隊の網代祐典の各3尉に対し、重責を自覚させるとともに激励するのが目的で、上富良野に所在する14施設群の全隊員が参加した。

　決意表明で田中3尉は「陸自のため、日本のため『粉骨砕身』『使命完遂』に努める」、網代3尉は「部隊に貢献できるように頑張っていく」、古田3尉は「さらに精強な14施設群を創（つく）るため、恩返ししていきます」とそれぞれが力強く語った。

　群長は「全隊員が参加する任官行事は、3人がその重責をしっかりと自覚し、プロフェッショナル集団である14施設群の全隊員で幹部を育て、後継者の感化・育成－の3つの目的がある。『若いときに流さなかった汗は年老いて涙に変わる』（元プロ野球監督の名言を引用）。後々後悔することがないよう、14施設群の未来を担う中堅・若年隊員諸官は、この華々しい3人のように幹部自衛官を目指して挑戦せよ」と訓示した。

　14施設群は「3つの目的を達成できるよう、任官式を通じてさらに精強な部隊の創造に邁進（まいしん）していく」としている。

　【2022年4月7日（木）2面】