【2022年4月7日(木)1面】 長年にわたる地道な活動により防衛省・自衛隊の任務遂行に貢献した6部隊が令和3年度「自衛隊記念日に際する内閣総理大臣特別賞状」に決まり、3月30日、首相官邸で表彰式が行われた。

 官邸の南会議室で行われた表彰式には、岸信夫防衛大臣も出席した。

 防衛省によると、受賞部隊は、評価・分析や試験を任務とし、自衛隊の任務遂行を支えてきた陸自部隊訓練評価隊、海自試験艦「あすか」、空自飛行点検隊の3部隊と、警戒監視や災害派遣に従事してきた陸自地理情報隊、海自潜水艦「やえしお」、空自作戦システム運用隊指揮所運用隊の3部隊。岸田文雄首相から代表者に特別賞状が授与された。

 首相官邸によると、岸田首相は代表者に対し、「間違いなく、わが国の安全保障、そして自衛隊は、皆様方によって支えられてきた。今、ロシアによるウクライナ侵略があり、また北朝鮮による新型ICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射もあり、私たちの国は、歴史を画するような大きな変化の前にある。自衛隊に対する期待、役割の重さはますます大きくなってくる。誇りと緊張感を持って、それぞれの任務にあたっていただきますよう、心からお願い申し上げます」と述べた。