今後の方向性が見えてきた|鳥取地本

 鳥取地本(本部長・村田1空佐)は3月10日、米子駐で午前に業種説明会を、午後に援護教育をそれぞれ実施した。

 業種説明会は、早い段階から各業界の現状や職業への理解を深め、就職活動への動機付けをするとともに、職業選択に必要な知識を付与するのが目的。

 米子駐教場には、令和4年度・5年度定年制退職予定隊員と4年度任期制退職予定隊員計41人が集合。小売卸売業、建設業からは地元を代表する企業担当者から事業内容などについて、また、運送業、林業、警備業の業界団体の担当者からは業界の実情や採用状況についての説明を受けた。

 鳥取県林業担い手育成財団の担当者は、実際に現場で伐採などの業務に従事している動画を用いるなどして業界の実情や採用状況について分かりやすく説明した。

 参加隊員からは、「今後の職業選定に参考になった」「今後の方向性が見えてきた」「実際の処遇や給与も確認できた」などの前向きな意見が数多く聞かれた。

 また、午後には労働情勢など職業選択に必要な知識、再就職の心構えなどについて教育し、計画的な再就職準備の資とすることを目的に就職援護教育を実施した。

 今回は定年制退職予定隊員20人が参加。地本の援護体制や直近の雇用情勢、職務経歴書、履歴書の作成のポイントなどの教育を受けた。

 鳥取地本は「コロナ禍で激化が予想される就職戦線に向かう来年度退職予定者に対しても、このような有効な教育を実施し、隊員の早期内定獲得を目指す」としている。

就職援護教育


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職業適性、知った|静岡地本

 静岡地本富士地域援護センター(センター長・木川3陸佐)は2月16、17の両日、駒門駐(御殿場市)で定年1年前の退職予定隊員15人に対する教育を実施した。退官後の生活設計や再就職に必要な準備などに関する内容で、退官後の不安を払拭(しふっしょく)、安心して再就職に臨んでもらうのが目的。

 教育は、進路設計相談員による退官後の生活設計の立て方のほか、履歴書の書き方、職業適性検査、業種説明、OBによる就業体験談の講義、援護課予備自衛官室長による予備自衛官制度の説明を行った。

 業種説明では、運送・製造を主とする6社の採用担当者がブース形式で参加。隊員は、それぞれ興味のあるブースで会社の説明や、それぞれの業種を取り巻く雇用情勢、自衛官OBの活躍などの話を真剣に聞いていた。

 教育に参加した隊員は、「退職後の生涯設計や自身の職業適性を知ることができ、就職活動に向けた準備を進めていく良い機会になった」と再就職に向けての心構えができた様子だった。

 富士センターは「本部長要望事項である『至誠』の精神で隊員一人ひとりに寄り添った再就職の援助を実施していく」としている。


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職場イメージができた|札幌地本

 札幌地本札幌地域援護センター(センター長・松浦3陸佐)は3月9日、医療法人社団明生会イムス札幌内科リハビリテーション病院で令和4年度に定年退職を予定している希望者2人に対し、3年度定年制インターンシップを実施した。

 事業は、若年定年退職予定隊員に対し、再就職への不安や疑問を軽減し、早期離職の防止を図るとともに、再就職先となる職域の拡大、職業訓練課目選択の資とするのが目的。

 はじめに、病院の副看護部長によるインターンシップに関するオリエンテーション、引き続き一般病棟で患者の立位交換、ベッドシーツ交換・配茶、食事配膳、患者移動・移乗(体重計測)の業務体験が行われた。

 インターンシップを受けた隊員からは、「再就職する職域の職場環境・勤務態勢を具体的にイメージすることができた」「再就職の方向性と取得する資格について考えることができて、とても有意義な体験になった」などの感想が寄せられた。

 また、病院側は「じ後の再就職先を決めるにあたり、病院の様子を見てもらうことができて良かった。今後とも、事業について受け入れを調整していきたい」とコメントした。

 札幌地本は「隊員が再就職準備を不安なく進められるよう、部隊と連携を図りつつ親身な就職の援助を行っていく」としている。

副看護部長(写真右側)によるインターンシップに関するオリエンテーション

患者移動の業務体験


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 【2022年4月7日(木)1面】