トップでゴールする東豊人3曹
【2022年3月31日(木)2面】 <北海道>名寄駐3普連(連隊長・山﨑1陸佐)バイアスロン訓練隊は2月1日から3月8日の間、令和3年度「バイアスロン訓練隊第4次転地訓練」として、西岡バイアスロン競技場(札幌市)で行われた「第58回バイアスロン日本選手権大会(一般銃の部)」と「第93回宮様スキー大会国際競技会バイアスロン競技(一般銃の部)」に参加した。
参加した8人の隊員は、射撃力とスキー滑走力を発揮。日本選手権大会では、チームコンペティション競技(4.5キロ)で柴田1陸曹(1中隊)・中島2陸曹(2中隊)ペアが20チーム中第2位、リレー競技(4.5キロ×4人)では、10チーム中第2位の成果を収め、強固な団結力を見せた。
また、個人スプリント競技(4.5キロ)では、内田3陸曹(3中隊)が全力で疾走。66人中、見事第1位を獲得した。
一方、宮様スキー大会では、リレー競技(4.5キロ×4人)で訓練隊が一丸となって競技に挑み、見事第1位の成果を収めた。また、インディビジュアル(個人競技)で71人中、中島2曹が第2位、東3陸曹(3中隊)が第3位、柴田1陸曹が第4位となった。
監督で重迫撃砲中隊の川東2陸尉は「日本選手権大会では、惜しくも第1位を逃す結果だったが、選手たちの粘り強い団結により、宮様大会では第1位を獲得することができ、大変うれしく思う。今後は、スキー滑走力と射撃能力に磨きをかけ、来年こそは、両大会ともに第1位を勝ち取りたい」と目標を語った。
3普連バイアスロン訓練隊は「最北に駐屯する普通科部隊の隊員として、引き続き、冬季戦技能力の向上に努めていく」としている。