グループ討議 発表も|千葉地本

 【2022年3月9日(水)1面】 千葉地本(本部長・大山1海佐)は2月14日から18日の間、地本と部外施設で大学生を対象としたインターンシップを開催した。インターンシップは、千葉地本として今年度初めて実施する事業で、自衛官の仕事に興味を持つ大学生12人が参加した。

 インターンシップは、新型コロナウイルス感染予防対策を徹底。初日は部外施設に参加者を集め、防衛省・自衛隊の概要、安全保障の概要、自衛官の任用制度、キャリアアップなどに関する事項の説明を実施した。

 翌15日からの3日間は、当初陸海空自の各駐屯地・基地での研修を予定していたが、コロナの感染再拡大により、オンラインによる概要説明に変更した。最終日は、再び部外施設に集まり、研修の総括、グループ討議、発表、本部長講話を実施して1週間のインターンシップを終了した。

 グループ討議では、活発な意見が交わされるとともに、本部長講話を真剣なまなざしで聞いていた大学生から、「自衛隊の概要について理解でき、その先の事項について分からない部分が明らかになり、さらに興味を持った事項が増えた」との意見があり、次年度以降の優秀な志願者獲得につながる成果を得ることができた。

 千葉地本は「これからも各関係協力団体、地域の理解と協力の下、地域と一体となった募集広報活動を、関係部隊と連携しながら一丸となって推進していく」としている。


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職業選択肢に自衛官を|静岡地本

 静岡地本(本部長・武田1空佐)は2月10日、常葉大学草薙キャンパス(静岡市)で行われた「学内公務関係業務説明会」に参加した。

 説明会は、公務の仕事に興味を持つ同大学の1年から3年生と同大学短期大学部の1年生107人に対し、防衛省・自衛隊をはじめ県職員、静岡市職員など6団体が、各教室でそれぞれの仕事内容などを紹介。防衛省・自衛隊の教室には62人の学生が訪れた。

 静岡地本募集課長の山本2陸佐は、自身も就職活動時に同様の説明会で自衛官という職業を初めて知ったこと、幅広く活躍できる自衛隊の魅力にひかれて受験し、一般幹部候補生として入隊した経緯、入隊後の自身の経験などを紹介。自衛隊の任務である「防衛」「各種事態の対処」「国際平和への協力」についても説明した。

 また、隊員たちが現場から自衛隊の魅力や仕事を紹介する「自衛隊のソレ、できます!」、自衛隊の誤解を紐解くショートムービー「自衛隊のソレ、誤解ですから!」など、防衛省動画コンテンツを通して、学生たちの興味を視覚から刺激した。

 山本2佐は、最後に「自衛隊の活動はすべてが周りの人々のためになる仕事。将来の選択肢に自衛官を」と締めくくった。

 話を聞いた学生からは「自身が大学で培った英語のスキルを、グローバルに活躍する自衛隊で発揮できそう」などの感想が寄せられた。

 静岡地本は「各大学で開催される説明会に積極的に参加し、自衛官として働く魅力を多くの学生に伝えて、職業選択の一助となれるように活動していく」としている。


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女子学生にオンラインで|京都地本

 京都地本京都募集案内所(所長・萱野陸曹長)は2月18日、京都市下京区の京都女子大学の学生3人に対し、オンライン形式の説明会を実施した。同大学が令和4年度の就職を目指す3年生に対して企画した学内合同企業研究セミナー。各企業が事業内容、求める人材像などを説明し、参加した学生へのメッセージを踏まえて行われ、195社が参加した。

 説明は、募集課の山崎1陸尉が担当。陸海空自のそれぞれ幅広く多岐にわたる職種・職域を中心に詳しく説明した。また、女性にも広がるフィールド、働き方改革、運動が苦手でも幅広く活躍できるなどの説明をしたほか、一般曹候補生、任期制自衛官の魅力、充実した福利厚生を伝えた。

 京都地本は「女子大学という特性から女性目線での自衛隊の魅力を発信でき、参加者全員が理解してくれた。今後も学生の特性を踏まえた説明会などを実施し、自衛隊の魅力を伝え、一人でも多くの入隊希望者を増やしたい」としている。 


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