【2022年2月28日(月)1面】 宮城地本(本部長・諏訪1陸佐)は1月28日、宮城県庁で村井嘉浩知事の自衛隊入隊・入校予定者に向けた激励ビデオメッセージを収録した。
知事は収録で、国内のみならず全世界で猛威をふるっている新型コロナウイルス感染症への対応、激変する昨今の国際社会情勢などに対し、自衛隊の活動が多岐にわたり大いに貢献していることに感謝の意を示すとともに、新たな入隊・入校予定者に向けて大きな期待を寄せているとメッセージを通じて激励した。
同日には本部長との懇談も行われ、ともに防衛大学校出身で、知事自身が宮城地本で勤務していた経験もあり、自衛官の採用に深い理解を示していた。心強く大いに意義のある懇談となった。
宮城地本は「今後、県内各地で実施予定の入隊・入校予定者激励会でこのメッセージを上映する予定」としている。
村井嘉浩知事は大阪府出身の61歳。防衛大学校(理工学専攻)卒業後、昭和59年4月、陸自幹部候補生学校入校。東北方面航空隊(ヘリコプターパイロット)、宮城地方連絡部(現宮城地本)募集課などで勤務した。
平成4年4月、松下政経塾に入塾。宮城県議会議員を3期務め、同17年に宮城県知事に当選し、現在5期目(宮城県公式Webサイトから)。
平成23年3月11日に発生した東日本大震災では、県の対策会議を公開にし、自らメディアなどに積極的に登場。徹底した情報公開、スピード感ある行政対応などさまざまな分野で、元自衛官ならではの高い危機管理力を発揮し、注目された