【2022年2月24日(木)1面】 京都地本京都地区隊(地区隊長・後藤3陸佐)は2月8日、京都市下京区の京都公務員&IT会計専門学校で50人の学生に対し、防災講話を実施した。講話は、「職業に必要となる実践的かつ専門的な能力の育成」が目的。職業実践教育に講師として招聘(しょうへい)され、今年で17年連続17回目の実施となる。
講話は後藤地区隊長が実施。前半は、自衛隊の任務や職種、活動などについて紹介した。特に東日本大震災での人命救助活動映像を上映すると、学生は真剣なまなざしで視聴。自衛隊の役割、仕事内容などについて理解を深めた様子だった。
後半は、「日頃からの備え」と題し、自衛隊の即応体制「FAST-Force」や防災訓練の参加状況、みんなができる災害への備えについて紹介。学生たちは終始熱心に受講していた。
参加学生からは「自衛隊の活動が理解できた」「災害への備えをしておきたい」など多くの感想が寄せられた。
京都地本は「防災講話を通じ、学生の皆さんに災害現場での自衛隊の活動、日頃の備えについて伝えることができた。今後も継続し、一人でも多くの人に自衛隊を理解してもらいたい」としている。