「災害」テーマに発表会

 【2022年2月22日(火)1面】 長野地本長野地域事務所(所長・中塩2陸尉)は1月28日、大原スポーツ専門学校長野校で学生が災害について検討を行う発表会にオブザーバーとして参加した。同所は、将来的に同校の教育課程編成委員への任命を予定されていることから、昨年11月29日、所長が同校の学生65人に対し、災害時における「自助・共助・公助」のうち、公助である自衛隊の災害派遣の枠組み、実績、体験談などについて授業を行った。

 今回、学生がグループに分かれ、災害時の「自助・共助・公助」について討議し、校内での選考で選ばれた4グループが代表として発表を行った。

 発表では、討議した内容がうまくまとめられており、「円滑な避難ができるよう、ハザードマップの認知度向上が必要」「公助に頼りすぎないよう、普段から自助、共助に関する取り組みが必要」など、防災意識の高揚がうかがえた。

 長野地本は「今後も学校で災害教育の担任などをし、学校との連携の強化、生徒の防災意識の高揚を図るとともに、広報官から学生への個別説明などにより、自衛隊の魅力を発信して募集広報を行っていく」としている。

昨年の災害授業


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自衛隊 長野地方協力本部
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