研究成果発表会で発表者にアドバイスする所長

 【2022年2月15日(火)1面】 岩手地本盛岡募集案内所(所長・田代1陸尉)は1月12日と21日、大原スポーツ公務員専門学校で行われた行政研究プレゼンテーション教育を支援した。教育は、学生のプレゼンテーション能力の向上が目的。学生36人、教諭2人が参加し、盛岡所は、行政研究題材のための基調講義、研究成果発表へのアドバイスを実施した。

 1月12日は、所長による自衛隊の災害派遣活動状況、今後予想される大規模自然災害への対策などについて基調講義を実施。学生は個々に災害派遣に研究のテーマを選定して、研究を進め、90にもおよぶ講義を真剣に受講していた。

 1月21日には、研究成果発表が行われ、学生たちは「特殊災害(地下鉄サリン事件など)への自衛隊の対処について」「自衛隊における新型コロナウイルス感染症対策について」など、9つのテーマについて発表した。各テーマの発表ごとに所長が補足説明しながら、発表要領や研究を深化させるための技法についてアドバイスした。

 成果発表後、学生からは「地下鉄サリン事件について研究しましたが、私たちが生まれる前に、大規模なテロ事件が身近な所で起こったことに驚くとともに、被害を最小限にするため、自衛隊の活躍があったことを知り、改めて自衛隊に対する尊敬の思いが湧きました」との感想が寄せられ、支援は自衛隊の職業認知度の向上、信頼感醸成に多大な成果があった。

 岩手地本は「引き続きあらゆる機会を通じ、学校と密接な連携を図りつつ、自衛隊の認知度の向上に努めていく」としている。

専門学校学生36人に基調講義を実施する様子

基調講義後のグループ討議の様子


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自衛隊 岩手地方協力本部
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