【2022年2月3日(木)2面】 <愛知>豊川駐10特科連隊(連隊長・矢野1陸佐)はこのほど、同駐で令和3年度「連隊炊事・広報競技会」を実施した。

 開会式で統裁官(連隊長)は、(1)国民目線を意識せよ(2)安全管理・衛生管理の徹底-の2点を要望。各部隊は統裁官要望事項を具現化するため、総力を結集して競技に臨んだ。競技会では、地域との交流を深めるため、部外協力団体などの方々を審査員として招いて競技内容の審査を受け、その結果を反映して順位を決定した。

炊事競技会

 部隊活動における隊員の活力の源である炊事の能力を向上させるとともに、隊員が「考える」との視点で地域の食材を活用したメニューの創造を図るのが目的。

 競技会は、「炊事の部」と「プレゼンテーションの部」の2部門で実施。炊事の部では、災害派遣初期段階での炊事という想定の下、競技開始時に初めて使用食材が公開され、どのような献立を作成するのか部隊ごとに思案して献立を決定するとともに、作業工程表を作成して、効率よく調理を進めた。審査にあたっては「目で楽しむ」「味で楽しむ」の視点で評価され、各部隊創意を尽くして調理を行った。

食材の交付

食材の裁断

炊飯状況の確認

完成した食事

 また、プレゼンテーションの部では、各部隊が「駐屯地名物献立候補」というテーマに沿って、三河地区の特産品をふんだんに取り入れながらも、栄養価や費用面で優れた献立を作成して発表。その結果、2大隊が炊事の部で、情報中隊がプレゼンテーションの部でそれぞれ優勝。総合の部では、2大隊が見事優勝の栄冠を勝ち取った。

名物献立のプレゼンテーション

【炊事競技会】優勝旗の授与 第2大隊

【炊事競技会】プレゼンテーションの部優勝 情報中隊

【炊事競技会】総合優勝及び炊事の部優勝 第2大隊

広報競技会

 広報活動能力の向上が目的。SNSへの公開を前提とした「部隊紹介」と「隊員の活躍紹介」の2つのテーマに沿った映像を各部隊が企画、撮影、編集し、発表した。

 特に優勝した2大隊は、話題となりやすいダンスを取り入れるとともに、インタビュー形式の映像を使用するなど、より視聴者の興味をひくよう着意。部外審査員からも高い評価を受け、見事優勝を勝ち取った。 

 10特科連隊は「競技会で得た炊事・広報能力を基に、いかなる状況でもおいしい食事と適切な情報発信により隊員の士気を高揚させるとともに、地域の方々の安心につなげられるよう、能力向上を図っていく」としている。

隊員の活躍紹介映像の発表

顕彰板の授与

【広報競技会】優勝 第2大隊


◆関連リンク
陸上自衛隊 豊川駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/10d/butai/sta/toyokawa/