【2022年1月31日(月)1面】 京都地本京都地区隊(地区隊長・後藤3陸佐)は1月18日、京都市中京区の洛陽総合高校で1~2年生13人に対し、防災講話(実習)を実施した。講話は、同校の生徒が自主的に参加する課外授業で、防災や自衛隊に興味のある生徒が参加した。同校では、今年度11月に初めて防災講話を実施し、今回は、防災に関連した実習を実施した。

 前半は、「身近なものを利用した救命活動」と題し、「骨折時の処置・搬送法」の実習を実施。身近に起きる不測の事故などにも対処できるということもあり、終始熱心に取り組んでいた。

 また、「自衛隊 LIFE HACK」でも紹介されている「ほふく前進」を実施し、大いに盛り上がった。

 後半は、「日頃の備え」と題し、「災害時に使えるグッズなどの紹介」「防災関連アプリによる情報収集」を実施した。

 参加した生徒からは、「身の回りの物を利用してけがをした時に役立てたい」「いざという時のための備えが大事だと思った」など多くの感想が寄せられ、教諭からは「来年度もお願いします」との希望があった。

 京都地本は「防災講話を通じ、生徒の皆さんに身近なものを利用した救命活動や日頃の備えについて伝えることができ、また、自衛隊にも興味を持ってもらえた。今後も継続し、一人でも多くの方々に自衛隊を理解してもらいたい」としている。


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