【2022年1月20日（木）1面】 日米韓3カ国の防衛当局は1月13日、局長級の電話会議を開催した。
防衛省によると、会議には、増田防衛政策局長、ラトナー米国防省国防次官補、キム韓国国防部国防政策室長が各国の代表者として出席。先日のミサイル発射を含む北朝鮮情勢、地域安全保障および3カ国の安全保障協力の強化について議論を行った。
会議では、日本側から、北朝鮮の完全な非核化や弾道ミサイルの放棄を検証可能かつ不可逆的な方法で求める、すべての関連する国連安保理決議に従って北朝鮮が国際的な義務を完全に遵守するという、国際社会の共通目標の達成に向けて日米韓3カ国が緊密に連携することの重要性を改めて提起した。
防衛省は「今後も閣僚レベルの交流を含むさまざまな機会を活用し、日米韓3カ国の連携を強化していく」としている。