【2021年11月12日(金)2面】 統合幕僚監部は11月5日、10月の空自戦闘機による緊急発進(スクランブル)が126回だったと発表した。8月から3カ月連続で増加を続けている。
発表によると、月間のスクランブルは、8月の92回から9月が101回、10月は126回となっている。10月の国・地域別(推定を含む)では、中国が101回。6月から5カ月連続で増加しており、ロシアの21回が続いた。
また、方面隊別を見ても、全体の126回のうち南西空が90回を占めるなど、中国機への対応を表す結果となっており、防衛省・自衛隊は警戒を強めている。