【2021年11月11日(木)2面】 自衛隊は11月2日、沖縄県と同周辺海空域で令和3年度「離島統合防災訓練(03RIDEX)」を実施した。

 統合幕僚監部によると、訓練では、在沖米軍と連携して被災地域における捜索・救助、負傷者の搬送、医療施設における医療活動などを行い、離島災害対処能力の維持・向上と米軍との連携強化を図った。

 統幕によると、訓練は離島における突発的な大規模災害への対処について、実動により訓練し、自衛隊の離島災害対処能力の維持・向上、関係防災機関などとの連携の強化を図るのが目的。

 具体的な訓練項目は、(1)主要部隊等間の連携(2)関係防災機関などとの連携。参加部隊は、統幕▽陸自(西部方面隊)、航空機▽海自(自衛艦隊、佐世保地方隊)、艦艇▽空自(航空総隊、航空支援集団)、航空機-のほか、在日米軍。

地震想定 被災者救助など|陸自15旅団

 陸自15旅団(旅団長・佐藤陸将補)は11月2日、令和3年度「離島統合防災訓練」に参加した。

 訓練は、本島南東沖を震源とする最大震度6強の揺れを観測し、本島を中心として大きな被害が発生した、との想定で行われた。

 訓練内容は、日米共同による(1)指揮所活動訓練(2)被災者の捜索・救助搬送訓練(3)輸送艦での医療活動訓練(4)負傷者など受け入れ訓練-など。一連の状況下で訓練を行い、所期の目的を達成することができた。

 訓練に治療後送小隊長として参加した15後方支援隊の松田1陸尉は、「米軍の衛生隊を研修させてもらい、最新の器材や優れた技術を確認することができた。今回の貴重な訓練を通し、さらに練度向上を図りたい」と述べていた。

 15旅団は「今後も沖縄県民の安心・安全のため、引き続き訓練に励む」としている。

負傷した兵士を救助する隊員

共同で患者を搬送する隊員

輸送艦へ患者を搬送し離艦するCH47JA

野外手術システムで負傷者を治療する隊員


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