【2021年11月4日(木)1面】 新潟地本(本部長・大倉1陸佐)広報室に臨時勤務していた2人の自衛官が9月30日で任務を終え、それぞれの部隊に戻っていった。地本では、特に募集最盛期であり、多くのイベントなどが集中する夏・秋には全国の部隊からの臨時勤務者による地本支援が重要で、任務達成の命綱となっている。

 空自中部航空警戒管制団(埼玉県入間市)の鎌塚空士長は、9月1日から1カ月間広報係として勤務。短い期間だったが、各種イベント業務で活躍した。

 中でも、新潟県防災コンファレンスでは制服試着コーナーを受け持ち、来場者に対し丁寧に対応。女性航空自衛官の活躍ぶりをPRした。

 当日は地元新潟市での勤務ということもあり、会場に来た両親に活躍する姿を見せることができた。

 一方、30普連(新潟県新発田市)の大竹3陸曹は、4月1日から半年間広報係として勤務。各種イベントの運営に携わった。特に真夏の暑い中で艦艇広報やイベントに参加。どこからともなく新潟地本キャラクター「マモル」を登場させるなど、人気を博していた。

 2人とも期間は違うものの広報室の大きな戦力となり、まさに「風神・雷神」を思わせる勤務ぶりを見せた。臨時勤務終了時には「部隊とは違う勤務で勉強になった」「また新潟地本で勤務を希望したい」と話していた。

 新潟地本は「今後も各部隊と連携を取り、必要な時期には臨時勤務を積極的かつ集中的に活用し、地本勤務への協力を深めるとともに、募集目標の達成に努める」としている。

制服試着コーナーを運営

大竹3曹の行くところ何故か新潟地本キャラクターマモル君が登場


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自衛隊 新潟地方協力本部
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