【2021年10月14日(木)1面】 熊本地本(本部長・橋本1陸佐)は9月3日、熊本地方合同庁舎で航空学生志願者を対象とした「第2回航空学生説明会」を実施した。説明会は、8月7日に実施した第1回の説明会に参加できなかった受験希望者が対象で、個々の不安を解消するとともに、航空学生制度の理解促進と受験意欲の向上を図るのが目的。

 当日は、学生の下校時間を考慮して夕方から開催するとともに、WEBでの参加もできるようにし、県内の学生ら9人が参加した。

 はじめに、海空自での航空学生の採用試験の実施要領、教育・訓練要領、キャリアプランなどについて説明。質疑応答では、参加者からの受験に向けてさまざまな質問や相談に対し、航空学生出身者である水俣地域事務所長が志願者の目線に合ったアドバイスを自身の経験談を踏まえて行った。

 参加者からは「航空学生からパイロットになるのと、防衛大学校からパイロットになるのとでは違いはあるのか」「問題の難易度はどのくらいなのか」などの質問のほか、試験対策を熱心に聞く参加者も見られるなど、今後の自衛官募集につながる成果を収めることができた。

 熊本地本は「厳しい募集環境でも、採用種目における自衛官の魅力を伝える募集活動に努め、募集目標の達成に尽力していく」としている。

※橋本本部長の「橋」は、正しくは旧字となります。


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