【2021年10月12日(火)1面】 石川地本(本部長・中川1空佐)は9月5日から7日の間、空自1輸送航空隊の支援を受け、空自定期便体験搭乗を実施した。空自定期便を利用した体験搭乗による広報は、石川地本で初の試み。

 参加した募集対象者5人は、空自小牧基地から入間基地までの往復の2回、C130Hによる空の旅を楽しんだ。飛行中は機内の様子を見学し、時に雲に浮かぶ富士山に歓声をあげ、機内の器材などについて搭乗員に質問するなどし、航空機や航空自衛隊に関する理解を深めた=写真。

 特に、実任務中のパイロットや搭乗員との交流を持ったことで、より身近に自衛隊を感じることができた。フライト前後は、基地を離発着するさまざまな航空機を眺めながら、自衛隊で勤務する将来像に思いを巡らせていた。

 入間基地着陸後は、基地近傍に所在する立川駐、朝霞駐の協力により、陸自の駐屯地や装備品などを見学。自衛隊の幅広い業務内容について理解を深めることができた。

 石川地本は「募集広報の新たな取り組みとして極めて効果的であることを確認した。支援してくれた各部隊に感謝するとともに、若者らが自衛隊への理解を深めて自衛官を志すきっかけとなるよう、今後も同様のイベントを開催していきたい」としている。

C130H搭乗前

C130Hからの風景

C130H機内


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自衛隊 石川地方協力本部
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