宇都宮駐中央即応連隊(連隊長・山田1陸佐)は7月6日、同駐ラグビー場で新型コロナウイルス感染症対策をとりつつ、「第16次派遣海賊対処行動支援隊等(約70人)」に対する出国行事を行った。

 派遣隊員の紹介の後、警衛隊長は「コロナ禍であり厳しい環境下での任務が予想されますが、任務を完遂し元気な姿で帰国します」と力強く述べ、連隊長は「慣れやマンネリを排除し、一致団結して任務を遂行せよ」と訓示した。

 また、出国報告に先立ち、6月21日に栃木県防衛協会会の青木勲会長、同24日に栃木県の福田富一知事、宇都宮市の佐藤栄一市長に出国あいさつを実施し、地元首長らから激励をいただいた。

 派遣隊員は、駐屯地体育館で2週間の停留期間後、7月20日、新型コロナウイルス感染症対策に配慮しつつ、家族や同僚に見送られる中、駐屯地を出発。成田空港からジブチ共和国に向け出国した。

 今回のジブチ共和国への派遣は、中央即応連隊として15回目(12年目)となる。

派遣される隊員(7月20日)

栃木県知事(福田富一氏)表敬


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