皆の想いを10年後の未来へ
岩手駐(司令・香川1陸佐)は8月5日、10年後の未来へ向けたタイムカプセルを埋設した。(他写真2枚)
タイムカプセルは今年、成人を迎えた隊員を祝うため、1月13日に実施した成人行事の一環として計画。「10年後の自分へ」としてメッセージを残すため埋める予定だった。
しかし、凍てつく大地には円ピ(スコップ)では歯が立たず、雪が融けてから埋設することとなり、今回の実施となった。
成人者を代表して、東北方面特科連隊本部中隊の猿舘陸士長が53人の思いが詰まったタイムカプセルを丁寧に埋め、未来の自分を想像しながら「今の自分の思いを、10年後の自分がどう受け取るか楽しみです」と話した。
<防衛日報 2021年8月25日(水)2面>