福島地本白河地域事務所(所長・髙田1空尉)は5月18日、福島県平田村立ひらた清風中学校の2年生58人に対し、職場体験と防災教室を行うとともに装備品を展示した。(他写真2枚)

 職場体験での基本教練は、自衛隊の各個動作について体験。歩測体験では、自分の歩幅を確認し距離を予想して校庭の柵沿いを測ったりと、頭と体を使っての体験に集中しながら取り組んでいた。

 中には、誤差1メートルという正確な生徒もいて、体験後は「家まで測ってみようかな」と歩測に興味を持っていた。

 防災教室でのロープワーク実習では、いろいろな結び方を体験し、「緊急時に役に立ちます」と話していた。終盤の救助体験の際は、各グループが協力し合いながら実習し、盛り上がりを見せていた。装備品の見学についても初めて見る物に興味津々で、実際に触れながら自衛隊という職業を少し理解していた。

 白河所は「今後も引き続き各学校担当者と連携をとり、生徒に貴重な体験をしてもらうとともに、防災意識の向上を図り自衛隊への理解を深めてもらえるよう活動していく」としている。

 <防衛日報 2021年7月20日(火)1面>

ロープを使った救助体験

装備品の見学


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