【沖縄】陸自15旅団(旅団長・佐藤陸将補)は4月16日、沖縄県豊見城市の豊崎海浜公園に隣接する河川で令和3年度「旅団漕舟訓練」を実施した。
参加したのは51普連(那覇駐)、宮古警備隊(宮古島駐)と15施設中隊(那覇駐)の隊員。訓練では、漕舟に必要な技術である櫂(かい)や櫓(ろ)による方向変換・維持を演練し、海上機動能力と漕舟技術のさらなる練度向上を図った。
旅団長は、訓練の状況を舟上から視察し、訓練に励む部隊と隊員の姿を確認した。
訓練に参加した15施設中隊の長濱陸士長は、「初めての生地訓練で戸惑いなどもあったが、教官、助教の指導を受け、厳しい訓練を乗り越えることができた。この経験を生かし、これからも施設科隊員として練度の維持・向上に努めていきたい」と話していた。
15旅団は「今後も各種訓練を通じ、技術の練度向上に努め、沖縄県民の安全・安心のため日々任務に邁進(まいしん)する」としている。