【沖縄】陸自15旅団101不発弾処理隊(隊長・佐藤2陸佐)は4月6日、沖縄県の伊江島補助飛行場(米軍敷地内)で不発弾の爆破処分を実施した。伊江島での不発弾処理は、平成26年以来約6年ぶり。米国製5インチ艦砲弾など48発を「導火線点火による爆破」により処分した。 

 今回、点火手として処分を実施した101不発弾処理隊の河原3陸曹は、「点火手として何度か爆破処分を経験しているが、伊江島での爆破は初めてだった。しかし、場所は違っても実施する内容や作業手順は変わらないため、いつも通り任務を果たすことができた」と話していた。

 15旅団長の佐藤陸将補は、現地で「対策本部と処理現場との連携状況」「起爆準備状況」「点火と爆破の状況」を視察するとともに、対策本部長である伊江村長と意見を交換した。

 15旅団は「今後も沖縄県民の安全・安心のため日々任務に邁進(まいしん)していく」としている。


◆関連リンク
陸上自衛隊 第15旅団
https://www.mod.go.jp/gsdf/wae/15b/15b/

陸上自衛隊 第101不発弾処理隊
https://www.mod.go.jp/gsdf/wae/15b/15b/images/101eod/index.htm