【青森】弘前駐(司令・木原1陸佐)は2月10日、「弘前城雪燈籠まつり」(弘前市主催)の大雪像完成報告式を行った。

 弘前城雪燈籠まつりは、みちのく五大雪まつりの一つ。同駐は地域住民との一体感を深めるとともに、自衛隊に対する理解促進と信頼感の醸成を図る目的で、昭和52年の第1回から協力し、今年で45回目を迎えた。

 式は、まつりのメイン会場となる弘前公園内「四の丸」で行われ、協力隊長を務めた39普連本部管理中隊長の工藤1陸尉が木原司令に大雪像の完成を報告。制作期間中、協力隊は度重なる雨や寒波に見舞われながらも根気強く大雪像1基と滑り台2基を完成させ、任務を完遂した。

 今年の大雪像は、明治・大正期に実業家の福島藤助氏により建設された「弘前れんが倉庫美術館」(旧・吉野町煉瓦倉庫)。大きさは実物の3分1で、高さ5メートル、幅16メートル、奥行き5.5メートル。使用した雪の量は、大型ダンプ約140台分に上った。

 完成報告式の後、メイン会場では雪燈籠まつり開会式が実施された。式では、まつりの運営委員長である櫻田宏弘前市長から協力隊に感謝とねぎらいの言葉が送られた。また、木原司令から櫻田市長に「雪像完成引渡書」が手渡され、雪燈籠まつりが盛大に開幕した。

 イベントは2月10日から14日まで開催され、大雪像が訪れた市民や観光客を楽しませた。2基の滑り台の前には大勢の子供たちが列を作り、歓声を上げながら滑っていた。また、今年は自衛隊のブースも設け、制作風景を動画で流すなどして広報活動にも力を入れた。

 弘前駐は「今年はコロナ禍により例年に比べ観客はまばらだったものの、会場に訪れた方々の笑顔を見ることができた」としている。


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