神奈川地本横浜中央募集案内所(所長・平原1陸尉)は2月5日、クラーク記念国際高校の1、2年生24人に対し、リモートによる体験学習を実施した。

 生徒たちは自宅のパソコンの前でスタンバイ。前段は平原所長が「自衛隊の仕事」と題して講話を行い、後段は赤間広報官が「ロープ結索」を指導するとともに、「南スーダン国際平和協力業務」について話した。

 国防について説明を始めると、多くの生徒が真剣な表情になり、うなずきながら聞き入っていた。災害派遣の話では、DVDの映像を見せながらヘリやボートでの救助活動などについて解説。現場での活動が流れると、画面に近寄って見つめていた。

 質疑応答では「自衛隊の訓練は厳しいと聞くが、やはりきついのか」「災害派遣の際に最も注意を払うことは」などの質問があり、自衛隊の活動に興味を持っているようだった。

 ロープ結索の説明では、参加者はそれぞれ準備していたロープを取り出し、教諭も教場で一緒に「もやい結び」などに挑戦=写真。広報官の実演を見ながら真剣に取り組んでいた。

 南スーダン派遣の体験談では、赤間広報官が現地の人々の様子や自衛隊の活動を紹介。チャットでの質問にも丁寧に答えた。

 教育終了後、教諭と懇談。次回の教育の依頼があり、今後の学校との連携継続を確認した。

 横浜中央所は「今後も学校との連絡を密に取り、継続的な広報で募集成果につなげていく」としている。

リモートで講話中の平原所長

ロープ結索を実演中の赤間広報官

教諭の皆さんも「ロープ結索」を体験


◆関連リンク
自衛隊 神奈川地方協力本部
横浜中央募集案内所
https://www.mod.go.jp/pco/kanagawa/mado/chuou/chuou.html

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