先導してチームを引っ張る中隊代表者(赤帽)
【北海道】上富良野駐4特科群(群長・德留1陸佐)は1月28日、上富良野演習場で令和2年度「群冬季戦技競技会」を実施した。
積雪寒冷地における機動能力の向上とともに、部隊の団結と士気の高揚を図るのが目的。競技開始にあたり統裁官の德留群長は「団結して勝利を追求せよ」「健康管理・安全管理を万全にせよ」の2点を要望した。
隊員たちは部隊機動、アキオ曳行、個人機動などで競い合い、日頃の訓練成果を遺憾なく発揮して所期の目的を達成した。
激戦を制し、中隊対抗の部Aグループ(射撃中隊の部)は104特科大隊2中隊、Bグループ(本部・本管中隊の部)は同本部管理中隊。アキオ曳行では同2中隊がそれぞれ1位となった。
個人走では、幹部の部で佐藤潤一3陸尉(131特大本部)、陸曹の部で名和政彰1陸曹(104特大2中)、陸士の部で、山本侑希陸士長(131特大2中)、女性自衛官の部で中武史織3陸曹(104特大本管中)が1位に輝いた。
また、和田祐子2陸曹(104特大本管中)、高松翔1陸士(104特大1中)、田代龍貴1陸士(104特大2中)、藤間碧1陸士(104特大3中)に敢闘賞が贈られた。
<防衛日報 2021年3月2日(火)2面>