【北海道】岩見沢駐12施設群(群長・末継1陸佐)は1月8日から29日の間、令和2年度「群新補職者積雪地集合訓練」を実施した。対象は、官品スキー未経験者19人。

 完品スキー ・・自衛隊で使われているスキー板。通称「完品スキー」と呼ばれている。白い色が特徴で、「走る、登ること」の行動に有利となる仕様。扱いには熟練を要するが、上級者となると自由自在に雪山を行き来することができる。

 訓練は、積雪寒冷地における基礎的知識や行動能力を習得させるのが目的。基本基礎教育、救急法、野外衛生、スキー機動(滑走・滑降・回転)、野外勤務(行進・宿営)などの課目を実施した。

 教官を含む6人のスキー指導官が、自身の経験や知識も踏まえながら、熱意と愛情をもって指導にあたった。参加者は官品スキーの技能などを向上させ、教育を終了した。

トラバースによる登行

フル装備での行進(須藤1陸士)

雪まみれの女性隊員

熱心に指導する指導官(佐藤3曹)

歩行訓練

イグルー作成

群長現地指導


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陸上自衛隊 岩見沢駐屯地
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