6施設大隊銃剣道競技会 1中隊が連覇｜神町駐屯地

　【山形】神町駐6施設大隊（大隊長・初澤2陸佐）は12月15日、同駐体育館で令和2年度「大隊銃剣道競技会」を実施した。

　競技会は、中隊対抗方式の団体戦（1個チームは陸士7人、陸曹7人、幹部1人の計15人）と個人戦（令和2年度隊員、陸士、陸曹、女性自衛官の部）を実施。統裁官の初澤大隊長は（1）部隊一丸となり勝利を追求せよ（2）安全管理を徹底せよ―を要望した。

　中隊長指定選手、抽選により選出された選手、銃剣道経験が少ない令和2年度隊員と女性隊員は、それぞれの技量に応じて、これまでの練成成果を存分に発揮。チーム、個人の勝利を追求し戦い抜いた。その結果、1中隊が前回に引き続き連覇を果たした。

　個人戦では、令和2年度隊員の部で工藤1陸士（2中隊）、陸士の部で丹治陸士長（同）、陸曹の部で荒木2陸曹（同）、女性自衛官の部で栗原陸士長（本部管理中隊）が頂点に立った。

　6施大は「勝利を追求するひたむきな選手の姿、仲間を信じ、声を枯らして懸命に応援する隊員の姿があり、中隊の団結強化と士気高揚が図られるとともに、これまで積み重ねてきた練成により、大隊の銃剣道技術が大きく向上したと感じた。次の目標は、師団銃剣道競技会での優勝」としている。