【宮城】陸自東北方面総監部(総監・原田陸将)は12月2、3日の両日、仙台駐に部外講師を招き、令和2年度「ハラスメント防止集合教育」を実施した。(他写真1枚)

 教育は、防衛省人事教育局の事業の一環。講師は通訳・翻訳などの事業を通じて国内外の労働環境などに詳しい「エム・アンド・パートナーズインターナショナル」の桃原則子氏が務めた。

 監督者(上級・初級)と相談員に対し、パワハラ、セクハラなど各種ハラスメントの防止・排除のための最新情報を共有するとともに、グループワークを通じたケーススタディを実施し、識能の向上を図った。

 教育終了後、希望者に対し講師が個別相談を行うと、複数の監督者・相談員が熱心に相談していた。

 今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年より参加人数を限定して実施したが、参加した隊員監督者らが部隊で教育内容の普及を図る。

 東北方面総監部は「今回のような教育を、年々増加している各種ハラスメントの防止に役立てていく」としている。

 <防衛日報 2021年2月3日(水)2面>

講師:桃原則子 氏


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