【鹿児島】国分駐西部方面混成団113教育大隊(大隊長・東2陸佐)は11月19日、福山演習場で第16期一般陸曹候補生課程25人の25キロ行進訓練を行った。

 曹候生たちは、各種装備や衣類・食料などを詰め込んだ重さ10キロ以上の背のうを背負い、行進に挑んだ。新型コロナウイルス感染拡大に配慮し、隊員同士の間隔を3歩あけ、行進中の前方からの連絡手段として手信号を用いた。休憩中には互いに背のうのバランスを整え、装具などの点検を行って次の出発に備えた。

 過酷な訓練を終えた1区隊2班の今村2陸士は、「全員で無事完歩することができてうれしかった。後半、少し足に痛みが出てきたので、今回の反省を生かし、次回はサポーターなどで処置して臨みたい」と充実した表情で振り返っていた。

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