【神奈川】武山駐31普連(連隊長・川村1陸佐)は9月24日から27日の間、東富士演習場で令和2年度「第3次連隊野営」を実施した。常備自衛官196人、即応予備自衛官265人に加え、今回新たに一般公募予備自(即自志願者)18人が参加。「常即公」の各予備自が一丸となって徒歩行進と陣地防御に係る訓練を行った。

 訓練開始にあたり、川村連隊長は(1)行程の厳守および体力の温存(2)工程の厳守および品質の確保(3)厳正な武器管理、安全管理および健康管理―の3点を要望。隊員たちは野営初日の徒歩行進で体力を温存しつつ、全行程を全員で踏破した。

 後期教育を終え、中隊に配置されたばかりの新隊員も野営に参加し、徒歩行進に引き続き、陣地防御での一連の行動を演練。若さとパワーあふれるはつらつとした姿をそれぞれの所属中隊にアピールしていた。

 31普連は「4、5中隊、本部管理中隊(情報小隊と施設作業小隊)は、10月28日から訓練検閲がある。今回の野営で得た成果と課題をしっかり分析して対策を講じ、訓練検閲に臨みたい」としている。


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陸上自衛隊 東部方面隊の紹介 - 東方混成団
第31普通科連隊(武山駐屯地)
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