【広島】陸自13旅団(旅団長・山根陸将補)は6月19日、山口駐で第21期旅団集合教育「レンジャー」の最終想定訓練を終了した20人の帰還式を行った。

 レンジャー訓練は、ロープを使用する技術や地図判読、山地・水路からの潜入による作戦行動などを練成する、陸自の教育訓練の中で最も過酷な訓練の一つ。その集大成となる最終想定は、寒暖差の激しい気象条件の下、食料や水の携行も制限され、不眠不休で山地を行動する。

 レンジャー学生には、重さ40キロを超える背のうを背負い、さらに火器などを携行して、約40キロの道のりを徒歩で移動する任務が与えられた。

 体力の限界に挑み、不撓不屈(ふとうふくつ)の精神で見事に任務を完遂した精鋭たちは、所属部隊長や同僚、家族らの見守る中、山口駐へ帰還。担任官である17普連長の杵淵1陸佐からレンジャー徽章を授与された。

 新たにレンジャー隊員となった20人は、約1カ月ぶりに家族と再会。帰還を信じて待ち続けた家族の中には、喜びに泣き崩れる人もいた。

 帰還式の様子は13旅団の公式ツイッターにアップされ、「待ち続けた母親の気持ちを思うと涙が出る」などのコメントが寄せられ、2万3000件を超す「いいね」を獲得した。


◆関連リンク
陸上自衛隊 第13旅団
https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/13b/

陸上自衛隊 山口駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/mae/yamaguti/index.html

「レンジャー教育に隊員30人」(防衛日報デジタル 2020年5月29日掲載)
https://dailydefense.jp/_ct/17361940