札幌地本(本部長・宮﨑1陸佐)は6月27日、陸自11旅団の支援を得て真駒内、北恵庭両駐で、地本管内の高校生と大学生ら10人を対象に部隊研修を行った。

 研修は、「新北海道スタイル~安心宣言」に基づき、新型コロナウイルス感染症拡大防止に万全の対策を講じて開催。参加者は、午前中は真駒内駐で放射性物質、有毒化学剤、生物兵器などによる汚染を検知・識別するNBC偵察車などの装備品を研修し自衛隊への理解を深め、自動車教習所では運転シミュレーターも体験した。

 午後は北恵庭駐に移動。隊員食堂で現職自衛官と同じメニューを体験喫食した後、90式戦車の体験試乗を行った。参加者は自衛隊の仕事や装備品を体感し、職業の選択肢の一つとして意識を高めていた。

 参加者からは、「装備品に触れ、リアルに自衛隊をイメージすることができた」「戦車体験試乗などを通して、隊員のきびきびとした動作に魅力を感じた」などの声があった。

 札幌地本は「今後も各種イベントを活用して自衛隊の魅力を積極的に発信していく」としている。


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