【北海道】名寄駐3普連(連隊長・武本1陸佐)は4月6日から12日の間、上富良、鬼志別両演習場で第1次連隊野営を行った。

 基礎となる部隊以下を練成し、分隊から小隊へと段階的に練度を向上させるとともに、各種訓練により射撃能力の向上を図るのが目的。約350人が参加した。

 上富良野演習場では、本管中隊と2、3中隊、重迫中隊が戦闘訓練や各種射撃を実施。10日の120ミリ重迫撃砲実弾射撃訓練では、2師団長の森下陸将による現地指導を受けた。

 鬼志別演習場では、1中隊と4中隊が対抗方式で攻撃と防御の訓練を実施。冬のような寒さの中、任務を完遂した。この間、1中隊は1小隊の訓練を検閲し、進歩向上を促すとともに、81ミリ迫撃砲縮射弾射撃訓練を行い、射撃における基礎的動作の練度向上を図った。

 3普連は「引き続き、戦闘団訓練の受閲に向けて部隊の精強化に努めていく」としている。


◆関連リンク
陸上自衛隊 第3普通科連隊
https://www.mod.go.jp/gsdf/nae/2d/unit/butai/3i/index/index.html

陸上自衛隊 名寄駐屯地
https://www.mod.go.jp/gsdf/nae/2d/unit/butai/nayoro/index/index.html